テーブルロール レシピ

By hirakata 公開: 12月 25, 2015

  • 出来上がり量: 10個分

材料

作り方

  1. 下準備。バターは細かく切って室温におき、やわらかくしておきます。水は40℃程度にあたためておきます。お風呂より、ちょっとぬるめくらいが目安です。
  2. ボールに、強力小麦粉、ドライイースト、砂糖、塩を入れ、泡立て器でまんべんなく混ぜ合わせます。ぬるま湯を加えたら、木べらで混ぜます。ざっと混ぜて、粉に水分がいきわたればOK。木べらについた生地はスケッパーでこそげます。次は、生地がまとまるまで手で混ぜます。はじめはべたべたと手にくっつきますが、ある程度混ぜているうちに次第にまとまってきます。ボールに押しつけるようにして、ひとかたまりにしていきましょう。赤ちゃんの耳たぶくらいのやわらかさを目安にしてください。
  3. 生地がまとまったらこね板に出し、まずは洗濯するときのように上下にのばすようにしてこねます。次に生地の端をもって、こね板の上にたたきつけます。違うところをもってまたたたきつけます。さらに、体重をかけながら手のひらでこねます。両手いっしょにでも、片手ずつ交互にでも、こねやすいほうで。こねているうちに生地がしまり、あまり手につかなくなってきます。キメが細かくなるまでがんばりましょう。なれないうちは、強力小麦粉を手粉(打ち粉)にすると、手にくっつきにくくなりますが、使いすぎには注意してくださいね。
  4. 生地が手にくっつかなくり、生地のキメが細かくなってきたらボールに戻し、室温でやわらかくしておいたバターを加え、もみこむようにして混ぜ合わせます。「くちゃくちゃ」というバターの音がしなくなったらいいでしょう。
  5. 再びこね板に出し、またこねますが、バターを加えたあとは強く引きのばす動作はひかえます。やさしく折りたたむようにしたり、手のひらで生地を押しつけるようにしてこねるのがいいでしょう。表面がなめらかになり、生地につやと弾力が出てきたらOK。熟練度によりこねる時間は異なりますが、10分くらいが目安となるでしょう。
  6. こね上げた生地をまるくまとめます。生地の表面を張らせるようにまるめ、反対側はつまんで閉じます。なめらかな面が表になるようにしてボールに戻しましょう。乾燥しないようにラップをかけて、暖かいところに30~40分置いて一次発酵させます。生地の周囲の温度が32℃くらいがベストです。冬場は、お風呂くらいの温度のお湯を張ったボールに、生地が入ったボールを入れ、その上からビニール袋をかぶせるとよいでしょう。
  7. 発酵時間はひとつの目安です。生地が元の大きさより1.5倍くらいにふくらんだのを発酵完了の目安にします。念のため、フィンガーテストをしてみましょう。人差し指にかるく強力小麦粉をまぶし、生地にさしてみましょう。指を抜いたとき、穴が小さくならないようならOK。穴がすぐふさがるようなら発酵不足です。もう少し発酵させましょう。
  8. 軽く手粉をふったこね板に一次発酵させた生地を取り出したら、手で軽く押してガス抜きをします。発酵後の生地はやわらかいのでやさしく扱いましょう。平たくのばした生地を、スケッパー(なければ包丁)で10等分にします。
  9. それぞれの生地を、切り口が内側になるようにしてまるく成形します。なめらかなほうを表面に、裏側は生地を寄せ、指でつまんでしっかりと閉じておきます。生地の大きさは大まかにそろえておきましょう。大きいものから切り取った生地を、小さいものの裏側に押し込んで、まるめなおします。切り取った部分は内側に折り込むようにして、やはりまるめなおします。切ったり押しつけたりした生地を休ませるために、5分間ほどベンチタイムをとりましょう。厚手のキャンバス布の半分に生地を並べ、上から布の半分をかぶせておきます。キャンバス布がない場合は、乾いたふきんをかけ、その上からかたくしぼったふきんをかけておきましょう。
  10. ベンチタイムの後、軽く押してガスを抜き、まるめなおします。クッキングシートをしいた天板の上にまるめた生地を間隔をあけて並べたら、隙間に熱湯の入ったコップを2つほど置き、上からビニール袋をかぶせます。このままの状態で、二次発酵させます。生地が1.5倍くらいの大きさにふくらみ、指で軽く表面を押してみて、ゆっくりと戻ってくるくらいを目安にしましょう。オーブンはあらかじめ200℃にあたためておきます。
  11. 200℃にあたためておいたオーブンで、約12分間焼きます。6分くらいでオーブンは開けずに様子を見てみます。薄く焼き色がついていたらそのまま、あまり色づいていなかったらオーブンの温度を10℃上げ、焼き色がつきすぎているようなら10℃下げて調整します。
  12. 焼き上がったパンは、すぐにケーキクーラー(または金網)の上に取り出し、粗熱をとります。すぐに食べない場合は、さめてからビニール袋などに入れて、乾燥しないようにしましょう。

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